2018年1月&2月の日曜レッスン - 【ウィナーズ☆ラボ】
2018/01/08 (Mon) 12:57:37
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1月7日のレッスン
https://vimeo.com/250059025
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日は、正月空けということで、みなさんに今年の目標を話していただいて、「ポチ袋」でサドンデスをやりました。
「知ってるようで知らない言葉」ってたくさんありますよね?皆さんも探してみて下さいね。
さて、演技では自分の動きすべてがコントロールされていなくてはいけません。コントロールというより「動きに責任を持つ」というほうが適切かもしれません。
演技に「自分自身のクセ」が出てしまう人はよくいます。具体的にはやはり首が前に出る、傾く、手が動く、身体を揺らす・・・・他にもたくさんあります。
それはつまりはすべて「緊張」しているからです。つまりその「動き」は演技ではなく「その人自身」を観客に見せてしまっています。
それをなんらかの効果を期待して「意識的」に行うなら、それはそれでかまいません。でも「クセ」になってしまうと、それは自分でコントロールできない邪魔者になってしまっているのです。
まずは、シンプルにどこも何も動かさず話せるように訓練しましょう。テレビドラマを見ていても、みんな基本的にそうしていますよね?
クセが出てきたら、まず「どこも何も動かさない」基本に戻りましょう。すべてはそこから始まり、結局のところそれが一番力強く伝わるのです。
1月14日の日曜レッスン - 【ウィナーズ☆ラボ】
2018/01/15 (Mon) 02:18:26
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https://vimeo.com/251045931
今日は、「チーズタッカルビ」でサドンデスをやって、その後「オノマトペ」を久々にやりました。
すべての演技のゴールは、観客を楽しませることです。俳優の注意のかなりの部分は、「観客側」から見た自分に置かれているのです。
これは観客を気にするということとはちょっと違います。観客を気にするというのは、観客の今の様子を気にするということです。楽しませるということは、「イメージ」して未来の観客を楽しませるということです。
「こうしたらもっと面白いだろうな」「ここは逆にあっさり一気に進んだ方があとが面白くなるな」など、それをゴールにしたら、工夫のアイデアはどんどん湧いてきます。
「何が正解なんだろう?」と思うことは演技においては出口のない迷路にはまり込むことです。
面白い演技をやること、それができてももっともっと面白くすること。それがゴールならイメージするのは難しくはないのです。
1月21日の日曜レッスン - 【ウィナーズ☆ラボ】
2018/01/22 (Mon) 00:33:44
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https://vimeo.com/252037364
今日は、「自宅でできる練習の仕方」をトレーニングしました。
レッスンで毎回毎回同じことを言われる人は、つまり「トレーニング」をしていません。演技なんてスポーツや楽器に比べたら、全然大したことやってないのです。習わなくても誰でもできます。ただ「ちょっとしたコツ」に気づけばいいだけです。
「もっと速く泳ぎたい!」そういう気持ちがある人に「クロールって泳ぎ方があるよ」と教えたら、無我夢中で練習するでしょうが、そうでない人にそう言っても、いつまでも犬かきを続けるでしょう。
何の為に演技を学んでいるのか?「目的」を明確に持ちましょう。初心に常に立ち返りましょう。
そうすれば、あなたの前にあるのは、まさに喉から手が出るほど求めていた「もっと〇〇できる方法」です。
家での練習方法が今日、理解できましたよね?毎日しっかり練習しましょう。そのうちすぐ、そういうレベルの練習は全く必要なりますから。
1月28日の日曜レッスン - 【ウィナーズ☆ラボ】
2018/01/28 (Sun) 23:25:27
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https://vimeo.com/253119924
オーディションやインフルエンザの人がたくさんいて少人数でしたね。
オーディションの人は、いい報告を期待しています!
さて、今日は「言わないセリフ」をやりました。これは「演技においてはセリフが重要度のトップではない」ということを理解するドリルです。
確かに現場ではセリフを噛んだりトチったりすれば、NGになってしまいます。でもそれを最重要にしてしまえば、ハッキリしっかり話せるアナウンサーが名優だということになってしまいます。
セリフ以外の何が演技には必要なのか?それを常に考えて下さいね。
その後は「コミュニケーションドリル」をやりました。結局これがやはり一番演技力アップに繋がると思います。ある程度の人数の時はできますので、ポイントを思い出し、日常生活の中で練習してみて下さいね。
2月4日の日曜レッスン - 【ウィナーズ☆ラボ】
2018/02/04 (Sun) 23:27:34
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https://vimeo.com/254187066
今日は、「月蝕」でサドンデスをやって、基本レッスン課題をやりました。
サドンデスは、「本番の緊張感」の中で、自分の知識を分かりやすく相手に伝える。ということを訓練します。いろんな話題でできますから、みなさんぜひ自分でもトレーニングして下さいね。
2月11日の日曜レッスン - 【ウィナーズ☆ラボ】
2018/02/12 (Mon) 02:46:24
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https://vimeo.com/255266303
今日は「携帯がない」をやりました。演技に必要なのは「いたずら心」だ!という課題です。
それがなくて、ただ台本のセリフを言ったり決められた動きをするだけでは、俳優の仕事をやる意味はありません。
「こうやったら面白いだろうな」「これ笑えるな、盛り上がるな・・・」そういうことを考えられるかどうかが、俳優であるかどうかの境目なのです。
言い換えればやはり「サービス精神」です。そこを常に心がけて、自分の演技を組み立て直しましょう!根底にその溢れんばかりの「サービス精神」がなければ、たとえどんなにうまくセリフが言えたとしても、それは素人さんでありただの自己満足に終わってしまいます。
たとえば、上戸彩さんでも武井咲さんでも、周囲が弱ってしまうほどの「いたずら好き」だそうです。
あなたは周りの人をどうしたいですか?
演じるということは、つまりはその土台はそういうことなのです。
レッスン動画の大勢の皆さんの演技を、その視点から見てみてください。仕事ができるできないは、「技術」ではなく、ただそれだけだということがよくわかるはずです。
もっともっと楽しませ、自分も楽しんでいきましょう!
2月18日の日曜レッスン - 【ウィナーズ☆ラボ】
2018/02/19 (Mon) 02:00:13
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https://vimeo.com/256303898
今日は、「ひな人形の置き方」でサドンデスをやって、基本レッスン課題をやりました。
当たり前のことがしっかりとできるようになりましょう。そのためにはまずその「当たり前のこと」がプロとして当たり前なのだということをしっかりと理解しておく必要があります。
各チーム、そこを目指してレベルアップしていって下さいね。
後半は、コミュニケーションドリルをやり、感情をどのように作り上げていくかをトレーニングしました。
俳優が注意を置くべきは、感情などではありません。ましてセリフや動きでもないのです。
もちろん、「結果」としてそこで求められている感情表現や動きやセリフができることは当然必要です。しかし、そこに注意を最大限置いてしまっては、演技は必ず失敗してしまいます。
なぜなら「そうしよう」というあなた自身がそこに見えてしまうからです。
求められることから逆算して、状況や事情、つまり「役の置かれている世界」を、そこに創り出し、それに「反応」していくことこそ最も大切なことなのです。
また、それを作り上げたとしても、それに十分反応できるだけの「敏感で不安定な自分」を持っていなければ、「求められる表現」は不可能です。
つまり、補助輪を付けたままでは、自転車は早く漕げないということです。
今日は、その自在に演技できる状態にしておくことについてちょっとさわりだけやりました。皆さんとてもいい感じにできていましたね。
今日の感覚を忘れず、不安定で敏感なその状態にいつもキープできるよう日々の生活や訓練を工夫して行って下さいね。
演技とは、大道芸のようなものです。自らバランスを崩さなければ、お客さんにドキドキハラハラ楽しんでもらえないのです。